エコシュリンプの持続的生産をめざして エコシュリンプ養殖の生産者らが組織する環境NGO、KOINはエビの持続的生産をめざし、マングローブの植林、家庭ごみの収集、若い世代への環境教育などの環境保全活動を行っています。エコシュリンプ産地の一つ、シドアルジョ地区では資金不足のため適切な池の管理が出来ず、生産性が低いことが課題でした。そこで、KOINはAPFより融資を受け、池の土手や水門、排水路の改修工事、池底にたまった土壌の除去作業を行っています。 申請団体 オルタ・トレード・インドネシア社（ATINA） 実施団体 ＫＯＩＮ 融資年度・期間 2014年度（3年間） 融資額 4,800,000円（500,000,000ルピア）

従業員のニーズに応える福利厚生事業を支える エコシュリンプの集荷・加工・輸出事業を中心とするATINAの従業員は、2008年11月に職員の福利厚生のために従業員組織としてRostrumを設立しました。2011年、APF融資を原資にして会員への小規模融資事業及び日用品の共同購入事業を始めました。融資事業は会員に好評で、2016年、資金増強のためAPF融資を申請しました。融資の使途は教育費や医療費、家電製品やモーターバイクの購入費などです。 申請団体 オルタ・トレード・インドネシア社（ATINA） 実施団体 ロストラム 融資年度・期間 2016年度（3年間） 融資額 2,370,000円（300,000,000ルピア） 　

自分たちの育てたカカオから作ったチョコレートを食べたい！ パプアの先住民族のエンパワーメントと経済的自立を支援するYPMDは、2011年、カカオの集荷・加工・輸出を担うカカオキタ社（インドネシア語で私たちのカカオの意味）を立ち上げ、日本へカカオマスの輸出を始めました。さらに、自分たちで作ったカカオを原料にパプアでもチョコレートを製造・販売するため、小規模なチョコレート手作り工房を設けることを計画しました。冷蔵庫、オーブン、アイスクリームメーカーなどの機材・資材を整備するため、APF融資を活用することになりました。 申請団体 パプア農村コミュニティ発展財団（YPMD） 実施団体 カカオキタ社 融資年度・期間 2017年度（5年間） 融資額 1,680,000円（170,000,000ルピア）